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2015/12/16(水)

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丙申年干支色紙「 玄 猿 」

玄猿色紙.jpg 

橋本関雪の代表作といえば、この「玄猿」の事であろう。糟糠の妻であるヨネを喪い、失意の中で描き上げた作品がこれである。黒テナガザルといえば、長谷川等伯が必ず挙げられる事だろう。橋本関雪は主流に対抗心を燃やしたり、愛する者を喪うなど等伯の生涯に自らの共通点を見出し、想いを猿に込め描いたのではないだろうか。その悲しい心は画中に満ち、観る人々の心を捉えた。そして、帝展の会場で「玄猿」は発表と同時に名品となった。しかしその栄誉を分かち合うべき伴侶は既に居ない。心の中に大きな虚があるばかりである。「玄」とは、天の昏い色の事。転じて天を意味する。「玄猿」とは「天の猿」という意味である。これは生を終えて、天に還り再び寄り添った夫妻の姿を描いた作品なのかもしれない。

 

※「玄猿」干支色紙は白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUMにて販売しています。(1枚¥3160)

メールやFAXでの郵送のご依頼も承ります。(送料 1枚 250円 2枚以上 400円)

ご依頼、お問い合わせはinfo@hakusasonso.jp またはFAX 075-751-0448 白沙村荘 橋本関雪記念館まで。

 

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